Posted in Travel - England

Harewood

Harewood House

リーズ郊外にあるHarewood(ヘアウッド)という街に行ってきました。

Harewood House

17世紀に西インド諸島で奴隷貿易で財を成した一家が建築した邸宅です。
(トップ画像)

写真の通り、豪華絢爛で至る所に派手なものがあります。

Garden

地下・半地下には使用人が控える部屋やキッチンなどがあり、
一族が住むエリアとかなり対照的なことが分かります。

同時期に建設されたからか、時代背景的に
以前に行ったPenrhyn Castleを彷彿とさせました。

このマナーハウス・ペンリン城も確か奴隷貿易と砂糖農園で
財をなして、そのお金を使って豪華絢爛な豪邸を建ててました。

ちなみに次に紹介するHarewood Castleと
別のマナーハウスが統合して今の敷地サイズになったみたいです。

20世紀には一族の末裔がメアリー王女と結婚し、
王室とも関わりの深い邸宅となっています。

そして、この邸宅の敷地内には
Bird Gardenや子供が遊べるアスレチックエリアなどがあり
1日遊んで過ごせます。

Penguins at Bird Garden

カフェなど食事できるエリアもいくつかあるのですが、
邸宅にはアフタヌーンティーができるハイソなレストランと
ヘアウッドの生産物を使った料理を提供するカフェがメインです。

混んでいたのと、一人で来てたのもあり、
今回はサンドイッチと紅茶をいただきました。

Sandwich and a cup of tea

敷地がとても広いので、
晴天時はちょっと長めのウォーキングなどにもぴったりで
池を見回したり、鳥を眺めたり、良い気分転換になりました。

営業時間・アクセス等

営業時間: 日によって変動
入場料: 入場日により変動 (大人)

最寄り駅はLeedsですが、
HarrogateとLeedsとの間にあるのでどちらからもバスに乗って行けます。
Harrogate Bus Companyの36番です。

他の路線と差別化を図っているらしく、
中距離・通勤ルートですがラグジュアリー路線を目指しているようです。
座席は革張り風でソファーぽくなっていて座り心地が良いです。
また、Wi-fi並びに充電ソケットもついてます。

Harewood Castle

Harewood Castle

14世紀に建てられた邸宅で
現在は廃城になってます。

ヘアウッドハウスの敷地内にありますが、
ヘアウッドハウスの近くにはなく、街の外れにあります。

営業時間・アクセス等

営業時間: 年中無休
入場料: 無料

Google Mapでは、A61を道なりに進めとのことでしたが、
それではこの廃城の近くまで行けないので注意です。

Harrogate方面のバス停留所「Harewood Arms」から、
進行方向へ進んだ後に写真のような道が左に見えるので
矢印の方向へ進んでください。

その後にPublic Footpathのマークが見えてくるので、それに従ってください。
Footpathのマークの先には以下の写真のような風景が見えます。

上記矢印に従って進むと、トンネルが見えますので
お城が見える方向に向かってそのまま道なりに進みます。

足元が悪いのと、雨の次の日に行くとぬかるんでるので、
靴は登山靴やウォーキングシューズがおすすめ。

廃城手前まで来ると小さいお堀があり、
そこを渡らなければならないのですが
落ち葉などにより飛び石が隠れています。

うっかり水を踏まないように気をつけてください。
私は足元泥まみれになりました(笑)

余談

HarewoodはLeedsから10分おきに出るバスで行けるのですが、
イースター休暇中だったからか激混み、
なんらかの理由で大量キャンセルがありまして、
もう帰るのが大変でした。

あとが控えている方はバスの時間を必ず確認して、
みんなが帰る時間を避けましょう。

私はバス2本満員で乗れず、バスの大量キャンセルのおかげで
10分おきのバスでしたが、1時間バス停で待ちました。


今回は夫が出かけてたので、一人で思いつきで行ってきましたが、
散策というかウォーキングに最適なので、また行きたいですね。

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Posted in Travel - Wales

Conwy and Llandudno

本日はコンウィ(Conwy)とスランディドゥノ(Llandudno)についてご紹介したいと思います。

情報・写真は5年以上古いものが大半ですので、
訪問や観光を予定している場合は掲載している公式ホームページをご確認ください。


コンウィとスランディドゥノは、
以前紹介したバンガーからバスで1時間・電車で30分程度、
ロンドンから来たときに大概乗り換えることになる
チェスター(Chester)から電車で1時間の
海沿いの街です。
※すべて最短での到着時間です。乗り換えの便が悪いので大概はこんなに早くいけないです。

この街二つは比較的小さく、互いに非常に近いので、
同じバスを使ってバンガーから来れるので一日で回れます。

Plas Mawr

コンウィのプラス マウル(Plas Mawr)は、エリザベス朝時代(16世紀)最高のお屋敷です。
ある地主の息子であったRobert Wynnが、
1576年から1585年にかけて自分が築いた富を使って作り上げました。

Inside of Plas Mawr

Plas Mawrはウェールズ語で、
Plasが「ホール、邸宅」Mawrが「大きい、すごい」という意味です。

Kitchen at Plas Mawr

エリザベス朝時代の暮らし(お金持ち)がわかります。

Plas Mawr

Conwy Castle

コンウィ城は、以前紹介したカナーヴォン城やビューマリス城と同じように
イングランド王・エドワード一世によって建てられました。

View of Conwy Castle from Plas Mawr
Inside of Conwy Castle

The Smallest House in Great Britain

名前の通り、イギリスで一番小さい家です。
幅は約1.80m、高さは約3mです。1900年の5月までは人が実際に住んでいたという記録があります。

Me and a Welsh lady in front of the house
Inside of the smallest house

小さすぎて、引いて写真が撮れないので
なんとも言えない見た目ですが、上の写真が家の中の写真です。

Llandudno

スランディドゥノ(Lladudno)は、ビーチ沿いの静養地です。

Promenade

また、「不思議の国のアリス」のモデルになった少女
アリス・リドルが幼少期の夏を過ごした場所であります。

街の至る所には「不思議の国のアリス」のキャラクターの木像が置かれています。
物によっては丘の上にあったり、探すのが大変なので頑張って探してみてください。

Llandudno Pier

夏もしくは天気の良い日に行くのがベストです。
そしてアイスクリームを食べながら、ピアを歩くのが良きです。
(写真は天気が決して良くないですが・・・・)

Forte’s Ice Cream Palourがおすすめのアイスクリーム店です。
約35種類のアイスクリームを提供しています。(状況により種類の減少あり)

アイスクリームだけでなく、ワッフルやクレープ、ミルクシェーキもあります。


早くいつも通りの夏が来て、ウェールズに遊びに行きたいなと思っております。
山と城が見たいぞ!!!!!!!!

ぜひコロナが落ち着いてから、遊びに来てください。

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Posted in Travel - Wales

Penrhyn Castle

本日はペンリン城(Penrhyn Castle)
ご紹介したいと思います。

情報・写真は5年以上古いものが大半ですので、
訪問や観光を予定している場合は
掲載している公式ホームページをご確認ください。


Near Penrhyn Castle’s Gate

現存の建物は、ペンリン「城」と言われていますが、
王や女王が建てた城ではなく、
初代ペンリン男爵・リチャードペナントが所有したマナーハウス/邸宅です。

現在はナショナル・トラストという歴史的建築物の保護を目的とするボランティア団体の管轄となっています。

The Gate of Penrhyn Castle

このゲートから敷地に入りますが、
実際の建物(邸宅)までは5~10分歩きます。

The Manor House

ある程度森の中を歩くとこのような建物が見えてきます。
まだ中には入れません・・・。

From the bottom of the hill

この家族はジャマイカで砂糖のプランテーションを所有しており、
たくさん奴隷を使うことでこの地域に豊かさをもたらしました。

得た富で出来上がったのがこの邸宅です。
中を見るとどれだけ豪華絢爛なのかが更にわかります。

the Entrance Hall
the staircase

チャペル、やたら滅多広い寝室や、
当時ではかなり高価な舶来品などが沢山書いてあります。

また、ペンリン城にちなんだ奴隷制や植民地主義については、
現在進行形で研究を進めているそうです。

初めてペンリン城を訪問した時に
興味深い逸話を聞いたので、概要を共有したいと思います。

建物の窓ガラスの一部に
ラテン語の落書きがあると思われていました。

しかし、ある日一人が
「これはラテン語ではなくて
文法的ミスがあるがイタリア語では?」と指摘し、
落書きの内容が解読できたと言われています。
そして、この落書きの経緯が分かったと言われています。
落書きの内容は次の通りです。

‘essere amato amando’ – “to be loved, whilst loving”
(愛されることで愛される)

謎の内容は、
この落書きがあるのは子供部屋なのですが、
一時的にペンリン一族の次女 アリスの寝室として
使われていた経緯から、
アリスが残したものではないかと考えられてます。

その理由は、アリスが一人の使用人(おそらく庭師)に恋をしてしまい、
それをよく思わない父親が二人を物理的にも離させるために、
離れた塔の部屋にアリスをいさせたのではとのことです。

事実かは不明ですが、
最終的にアリスは芸術家になり、未婚で生涯を閉じています。

かなり掻い摘んだのでちゃんとした内容が気になるかたは、
下記のBBCのリンクをどうぞ。
Penrhyn Castle Alice Douglas-Pennant ‘love story’ uncovered

この逸話を聞いたときに、ロマンチックだなと思いつつ、
「身分があると恋愛だけでなく
いろんなことにおいて自由が奪われるんだろうな」とか、
今の自分のポジションがいかに恵まれているのかを、
考えてしまいました。

ペンリン城を行った際は、
豪華な家具を見るのはもちろんですが、
学芸員さんにぜひ話を聞いてみてください^^
いろんなお話が聞けますよ!

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