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イギリス配偶者ビザの振り返り(2019年)

次のビザの更新が一年以内に迫ってきたので、
恥を忍んで、過去を振り返る。

今から書くことは一般的ではないと思いますが、
反面教師にしていただければと思います。

また、これらの出来事はタイトルに記載の通り、
2019年にかけて起きていることですので
現在のビザ申請方法と著しく異なります。

最新情報はイギリス政府サイトをご確認くださいませ。


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ビザ申請の流れ

2019年3月下旬

  • 日本で入籍
  • 婚姻届受理証明書の入手

夫が住んでいる地域でGive Noticeをして、
私の本籍地の役所で入籍をしました。

私たちが婚姻手続きをした市区町村では、
外国人との婚姻に以下の書類が必要だったため、
私自身が翻訳をして、書類のコピーと訳文を提出。

  • 婚姻要件具備証明書 (Giving Noticeをした後にもらえる書類)
  • 外国人配偶者のパスポート
  • 外国人配偶者の出生証明書

プロの翻訳が必要はないものの、
自分でやるのはめんどくさかったです。

地域によっては婚姻要件具備証明書とパスポートはいるけど、
出生証明書はいらないとかあるようです。

2019年4月中旬

  • VISA4UKのアカウント作成
  • 書類集め、写真やメッセージの整理
  • 日本の法的書類の翻訳

大学時代の友達から交際がスタートしているとはいえ、
遠距離恋愛期間が長かったため、
偽装結婚を疑われないように
会った際の写真や家族間の付き合いがあったことを証明するため
パワーポイントに写真やメッセージのスクリーンショット、
誕生日カード等のやりとりをまとめました。

また、オンラインアプリケーションには過去10年の海外渡航歴を
入力する必要があるので、海外旅行をたくさんしている人は
前もってExcelかなんかにまとめとくといいです。
現在は更にeVISAや入国・出国スタンプを押さない国もあるので、
記録しといた方が便利です。

ビザごとに作成するアカウント・使用するサイトが違っていたので
何回も政府サイトを確認しながら、準備を進めました。
(なんかビザシステムの移行期間だったぽい)

2019年5月28日(火)

  • オンラインアプリケーション提出
  • 日本で用意した書類をDHLで旦那に送る

この当時は一ヶ所からしか書類を提出できない、
つまり日本で一部書類を出して、
残りをイギリス書類を出すことができなかったため、
全書類を夫に送っています。

というのも、30日?28日?ルールという
提出日一定期間以内に発行された資金証明しか
有効でないというルールがあり、夫の会社のルーズ具合的に、
夫が私に送るということが不可能だったからこんな形になりました。

なお、この夫の勤務先の書類によりかなり人生を狂わさせれてます。
この記事後半で説明。正直未だに憎い。

2019年5月31日(金)

  • (夫) DHLで送った書類が届く

2019年6月3日(月)

  • (夫) VFS Manchesterに書類提出

夫曰く「二度と行きたくない非効率の巣窟。」
当時書類提出に時間予約ができず、2時間以上待ち。

2019年6月4日(火)

  • 東京ビザ申請センター訪問

ここで浜松町・汐留にあるビザセンターへ。
ただの申請受付なので、何聞いても答えないというか答えられないので、
サラッと終わります。

2019年6月25日(火)

  • 審査準備中のメールを受信

2019年9月4日(水)

  • VFSから「パスポートを受け取りに来てね」の連絡がくる
    (結果: 資金証明が足りないため、拒否)

えー、まあさっき長いフリがあったんですが、
申請書類の不備は夫の勤務先の給与明細

夫の当時の仕事は内々で経営していたこともあり、引くほどルーズで、
書類準備はずっとこちらから連絡をしてやって出してもらった感じで、
しかも、向こうの出した書類が正式に認められない→資金証明できない→拒否。
という感じでして・・・

夫の会社は「何もできないもん、知らね」スタンス。
でも、夫を安くこのまま雇い続けたい感じでなあなあ・・・

ええ、私はドン引きでしたよ。

2019年9月中旬以降

この拒否を受けて、
夫はVFS並びにHome Officeの対応にかなり不満&怒りを感じ、
地元のMP(国会議員)に投書をします。

「こっちが出した書類に不備があったのは分かるが、
なぜ長い間待たせておいて、何書類不備でしれっと拒否してんだ」

「会社の書類が有効なものとして認められないなら、
一度私の勤務先や私に連絡をするのが筋だろ」
というのを始め、VFSのあれこれが夫の論点でした。

ちなみに投書をした後に、夫はMPと直接お話しする機会をいただきました。

そして、会えないも嫌だし、
対面で今後をどうするかを考えるため、一度新婚旅行にでました。

新婚旅行に関する記事はこちらをどうぞ。
当時はビザが降りる気満々でいて、仕事も辞めてたので
約2週間しっかり旅しました。

新婚旅行は楽しく過ごしましたが、
経済的・精神的損失はとてつもなく、かなりのダメージでした。

今回のビザの出費トータル

2019年に申請した時の出費はこのようになってます。
(私もよく全部記録してたな)

  • ¥450(戸籍謄本)
  • ¥2,100(婚姻届受理証明書)
  • ¥6,700(DHL)
  • ¥10,584 (戸籍謄本等翻訳代)
  • ¥223,881 (Visa Application)
  • ¥176,400 (Immigration Health Surcharge)
  • £135 (イギリスVFSセンター)
  • £5.48 (UKVI Email inquiry – 2019/06/04)
  • £5.48 (UKVI Email inquiry – 2019/07/04)

トータル: 約 ¥440,115

拒否を受けて、IHSの返金がされましたが、やっぱ高すぎると思うのよね。
新卒の給料1ヶ月分が申請料だけで飛んじゃうって、、ねえ?


審査官によっては追加の書類を送ってくださいと
連絡してくれる場合もあるらしいですが、
不親切なのでぐうの音も出ないように書類は完璧にするのがミソです。

プラス、資金証明がおそらく一番大事なので
パートナーの会社や環境は
できるだけ書類準備に協力的な・理解がある方がスムーズです。

私たちはMPに相談などもしてますが、
MPの地元密着具合や移民政策についての考え方もあるので、
明らかに判断がおかしい場合で
パートナーの地元MPが移民政策について比較的寛容な場合は
投書する価値があるかと思います。

しかし、夫はあの職場と訣別したため、
資金証明がさらに難しくなり、作戦を練り直すことにしました。
結果、2020年夏の移住を目指すことに。続く!

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