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今さら自分の英語力の成長を実感した話

英語学び始めて、早20年。
今更ながら自分の英語力の成長を実感できたので、
その話をしたいと思います。

長文ですが、お付き合いくださいませ。


イギリスのキー局の一つであるITVは、
先週1週間は子供たちがイースター休暇中というのもあってか、
ハリーポッター全作を毎日放送していました。

ハリーポッターが好きな夫と私は、
CMが挟まることに文句を言いながら全部見ました(笑)

見ている最中、
夫は原作を熟読しているタイプだったので、
「本当はこの部分もっといろいろサイドストーリーがあったよね」
と横でちょこちょこ言ってました。

一方、私はハリーポッターは遥か昔に全部日本語で読み、
映画も日本語字幕/吹き替えで見ていたため、
英語の魔法界の言葉がほぼわからない&
記憶が曖昧になっておりました。

お互いの理解度が違いすぎたため、
夫が私に「ハリーポッター全作あるから、読みなよ。
そしたら、一緒にロケ地巡りした時にもっと楽しいじゃん」

確かに記憶をリフレッシュした方がロケ地巡りもそうだし、
スタジオツアーも楽しめる。と思い、私は同意しました。

最後のハリーポッターの映画を見終えた後、
初巻である賢者の石から直ぐに読み始めました。

私は

「え、めっちゃ読めるじゃん。

書いてあることが頭の中で簡単に想像できる。」

「ダンブルドアが何着てたか想像できるし、

ダーズリー一家がどれだけ普通であるかに固執してたか

手に取るようにわかる。」

自分の英語力が確実に成長していることが、
分かりました。

なぜなら、同じ本を約10年前にトライし、
あっさり挫折したからです。

中学校〜高校

中学3年生の頃、
英語に力を入れている高校に進学が決まり、
時間にも余裕があったし、
英語が大好きだった私は何を思ったのか、
英語版の「ハリーポッターと賢者の石」を手に取り、
読もうとしました。

当時の私の想像では
「日本語でも一回読んでるし、
映画も見てるし、
6割ぐらい分かるよねー」

が、全然違った。
辞書なしじゃ、ほぼ分からん。
確か見開き2ページ目ぐらいで、本閉じた。

日本語で読んでた時の
「あのワクワク感が一切感じられない」

考えが甘すぎた。
子供向けの本が全然分からない

当時の私の英語レベルは、
英検準2級取得済みの、
大人に混じって某英会話スクールで中級レベルで勉強をしていました。

今思えば、分からなくて当然。
逆に少しでも分かると思った自分に引く。

結果、英語でハリーポッターを読むのはお蔵入りし、
高校で英語で本を読む多読の授業では、
学年が進んでもハリーポッターを避けて、
別の子供向け洋書を読んでました。
(「世にも不幸なできごと」や「ナルニア国物語」とか)

もれなくハリーポッターの洋書は、
ある種の英語読書のトラウマになってました。。。

大学

ハリーポッターを英語で読むことは避けられても、
イギリスの大学に進学した私は、
当たり前ですが英語の論文をたくさん読まざる終えなくなりました。

英語学習者向けの洋書や子供向け洋書ばかりを読んでいた私は、
まー地獄を見ました。最初の一年半が辛すぎて毎日泣いた。

それこそ辞書がお友達で、
電子辞書のボタンの印字が消えるほど検索しました。

論文のために本を読むのが常で、
好きな本なんて一切読めず、日本語の活字すら読みませんでした。

毎日書くことと読むことに追われ、
日々自分の英語の分からなさに悲観的になりました。

大学卒業後

大学卒業後は、
英語の活字は仕事以外ほぼ気が向いた時しか読まず、
読書もほぼしてません。

過去5年間で読んだ洋書は
おそらく夫からもらった数冊を本を気まぐれに少し読んだぐらい。
(しかも、お恥ずかしながら読み切ってない。夫には言えん。)


英語で学位を取っても、
英語を使って仕事をしていても、
英語の資格を取っても、
常に分からないことが多すぎる。

故に自分の英語が成長してるかなんて、
今の今まで実感できずにいました。気づくまで10年以上かかった。

それが昨日若干トラウマ気味になっていた
ハリーポッターの原書を偶然手に取ることで、
明らかに違い・成長を感じることができました。

長い歳月がかかったし、
他の人から見たら
どんだけ時間かかってんのという感じですが、
私は私の成長にえらく感動しています。

何が結論言いたいのか、分からなくなってきましたが、
何かを勉強してる人は、スランプを感じても
今諦めたりしちゃダメだということ!

あと、何かをきっかけに学習を振り返ると、
成長を感じられてモチベーション維持に役立ちます。

少なからず、ハリーポッターの2回目のトライで、
私は自分が成長していることを感じられたので、
当分の間は「これ以上英語が伸びない」とか
悲観的にはならないですみそうです(笑)

これを読んでいたら、
昔できなくて置き去りになってるものに
触れてみてくださいな。

もしかしたら、えらく感動するかもしれません。

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