本日はスノードニア国立公園一帯について
ご紹介したいと思います。
情報・写真は5年以上古いものが大半ですので、
訪問や観光を予定している場合は
掲載している公式ホームページをご確認ください。
スノードニア国立公園は、ウェールズ最大の自然公園で、
イングランド・ウェールズの最高峰
「スノードン(高さ1,085m)」があります。
公園内にある各村でできるアクティビティは様々で、
見ることができるスノードンの景観も異なります。
Llechwedd Slate Caverns
スレフエス スレートキャバーン(Llechwedd Slate Caverns)は、
ブライナイ・フェスティニオグ(Blaenau Ffestiniog)の近くにある観光スポットです。

トラムに乗って、スレートの鉱山に入っていくことができます。
トラムに乗る際は、下の写真のようなヘルメットを被ります。

鉱山へトラムで入山以外には、
ジップライン(Zip World Slate Caverns)などがあります。
ジップラインの余談ですが、ベセスダ(Bethesda)という村に
スレート鉱山の山々を通り抜ける別のジップラインができたみたいです。
世界で一番早く、高い位置にあり、長いジップラインらしいです。
興味があれば、以下の動画をどうぞ。
Beddgelert

ベスゲラート(Beddgelert)はスノードニアにある小さな村ですが、
忠犬ハチ公ならぬ、忠犬ゲラートの伝説で有名です。
忠犬ゲラートの話は以下の通りです。
このエリアの王であったLlywelyn the Great(スウェリン王)が
ある日狩から戻ると、
自分の子供がいたはずのゆりかごがひっくり帰っており、
自分の相棒の犬のゲラートの口や床が血まみれになっておりました。
これをみた王は相棒であるゲラートが
自分の後継である子供を襲ったと思い、
剣を抜き犬を殺しました。
犬を刺した時の鳴き声の後、王は子供の鳴き声を聞き、
聞こえてきた場所を確認すると
無傷の王子の姿と無惨な狼の死体があったのです。
自分の子供を守ったゲラートを盛大に弔った後は、
王は一度も笑わなかったと言います。
その埋葬された場所というのが
この村にあると言われており、下の写真が石碑です。

Llanberis
スランベリス(Llanberis)は、スノードンの麓にある村で
この国立公園でのアウトドアアクティビティの拠点となっています。
ここでの主要観光スポット(一部)は、次の通りです。
- スレートミュージアム(Slate Museum)
北ウェールズの主要な産業はスレートでした。
そのスレートはどのように産出され、加工されていたのかを知ることができます。 - スノードン登山鉄道(The Snowdon Mountain Railway)
スランベリスから、スノードン山の頂上まで7.5kmを走る観光鉄道
※登山はしたくないけど、スノードンの頂上まで行きたい人におすすめww (春・夏のみ運行) - エレクトリックマウンテン (Dinorwig Power Station – Electric Mountain)
私がここでお勧めしたいのは、主要観光スポットではなく、
ご飯やさん。(飯しか紹介しないブログでごめんな)
Pete’s Eats Cafeというカフェです。
山登り前・後の腹ごしらえに最適。お手頃な値段でお腹いっぱい。
10ポンド出したら、余裕でお釣りがでます。
そして、1パイント(約500ml)の紅茶が飲めます。
水分でタプタプになれますwwwww
参考までに実際のお店で購入した1パイントのマグがありましたので、
サイズをご確認下さい。

Dinorwig

ディノーイグ(Dinorwig)は、
パダーン湖(Llyn Padarn)の近くにある小さな村です。
先ほど紹介したスランべリスにも近いです。

何があるかと言われると、この自然と景色!!!!!!
あと、ご飯やさん「Lodge Dinorwig」がお勧めです。

ホステルが併設されているカフェです。
ケーキとランチが美味しいです。

ウォーキングの一休みやスノードン入山前にいかがでしょう。
ポツポツとある民家に紛れているので、見逃し注意です。
Snowdon

スノードンの登山ルートは、ルートにより難易度が大きく変わり
あるルートはエベレストに登るためのトレーニングに使われるようです。

スノードンの登山・観光シーズンは、断然「夏」です。
なんなら、先ほど紹介した通り登山鉄道がありますので、
登らなくても頂上行けます。
写真を見ていただいてなんとなく分かっていただけたかなと思いますが、
私の初スノードン登山は雨の中「秋」です。
はっきり言おう、初心者ルートであっても雨の中軽い装備で登るもんではない。
登山後濡れネズミみたいになりましたし、アホほど寒かったです。
(自分の名誉のため言っておきますが、
「秋にスノードンに登ろう」は私の提案ではないです。)
装備が足りないけど、
スノードン登ろうとかスノードニアで
ハイキングしようとか考えておりましたら、
スランべリスであれば、アウトドアショップがありますので
必ず寄って装備の追加を検討してください。
せっかくの旅行で怪我したり、風邪ひいたら大変ですよ。
いかがでしたでしょうか。
スノードン・スノードニアはアウトドアが好きな方には断然お勧めです。
次のウェールズ観光まとめでお会いしましょう!!!