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Scotland (3) – Inverness

今回はインヴァネス観光編! さて、ネッシーを見つけることができるのか・・・

朝9時ごろにインヴァネス中心部にあるバスステーションへ。

Inverness Bus Station

ハイランドの中心地ということで多くの街に長距離バスが出ています。ですが、私たちの目的地はインヴァネスの町外れにある観光スポットであるアーカート城です。

Urquhart Castle

バスに揺られて40分程度で目的のお城に到着。

アーカート城は中世初期に要塞として建築され、14世紀にはスコットランド独立戦争の舞台になりました。現在は廃城となっていますが、エディンバラ城、スターリング城に次ぐスコットランドで最も観光客の多いお城の一つとなっています。

城内を歩き説明を読むことで、この城をめぐる歴史やそれぞれの部屋がどのように使われたかを学ぶことができます。

雨が降ったり止んだり、良くも悪くもスコットランドらしい天気。ゆえに足元はかなり悪かったです。ハイランドでおしゃれ靴を履く人はいないかと思いますが、履き慣れた靴がおすすめです。

プラス、行き帰り方で注意点がございます。インヴァネスから城に向かうバスは始発点というのもあり空席が比較的多いのですぐ乗れるようですが、城からインヴァネスに戻る時はバスの予約をしておいた方が良いです。というのもこの城付近を通るバスルートはスカイ島とインヴァネス間160kmの距離を繋ぐ長距離バスなので、予約していないと乗れない可能性があります。私たちを乗せた後には空席は1つしかなかったです。それ以外のインヴァネス・アーカート城間の公共交通機関はございません(!)

Citylink bus

かつ、お城付近の携帯電話の電波はかなり弱いので、その場でUberを拾うのも難しいと思います。(お城の営業時間中であればVisitor CentreのWifiが使えますが、Visitor Centre内か本当に近くじゃないとそのWi-fiも拾えません)

The Victorian Market – The Redshank

バスに揺られてインヴァネスに戻ってきた後、雨に打たれたので一度ホテルに戻ることに。その前に腹ごしらえにスコットランド名物のカレン・スキンクを食べました。

カレン・スキンクはモンツキダラ(タラの一種)の燻製を使ったミルクベースのスープで、スコットランド北西部にあるカレンという街が発祥の地です。

魚介のエキスがたっぷりで優しいお味。温まりますし、レシピにもよるんでしょうけど、食べたところのスープはじゃがいもがたくさん入っていてお腹にたまりました。

日本人受けは良いかなと思います。あと、家でも作れそうなので、今度作って見たいな。

Number 27 Bar and Kitchen

ホテルに一度戻ってシャワーで雨を洗い流した後、夕飯に繰り出しました。

行ったのはこちらのバー・レストランで、インヴァネス城のすぐ横にあります。

注文したのはハイランド・チキンと呼ばれる、ハギスが詰まった鶏肉料理。そうです、またハギス食べてます。

ブラックプディングが混ぜ込まれたマッシュポテトと甘めのウィスキーソースが添えられてます。

Highland Chicken

このウィスキーソースをかけることでハギスの味と食感が引き立てられて、美味しいです。ソースのレシピが知りたい。家のマッシュポテトにかけたい。

ちゃっかりデザートも食べました。本日のチーズケーキはオレオのチーズケーキで、オレオ大好きなので即決。

Oreo Cheesecake

見た目は大して大きくないように見えるのですが、メイン・デザートかなり食べ応えあります。ちょっと高めの値段設定ですが、満足です。

食べて歩いてばかりの3日目でした。次回はアバディーン経由でエディンバラに向かいます。続く!


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Scotland (2) – Inverness

スコットランド2日目はグラスゴーより更に北上。

ネッシーで有名なネス湖の近くの都市、インヴァネスまで移動します。

Glasgow → Aviemore

ホテルを朝7時前に出発し、グラスゴー・クイーン・ストリート駅へ。

グラスゴーからインヴァネスへ行く電車は1日4本程度しかないため、始発に乗車。それでも電車には観光客がたくさん乗ってました。

グラスゴー郊外、スターリングやパースの街を通過すると、ケアンゴーム国立公園の中を電車が走ります。古代の自生樹林が広がり、美しい山々を望むことができます。

A view from the window

訪問時の3月終わりは、スコットランド北部・ハイランドではまだ気温が10度に満たず平均5度くらいとのことで、山に雪が積もっていました。

Strathspey Steam Railway

インヴァネスに行く前に途中駅のアビモア駅で下車。野生動物が線路を横断していたため遅延発生し、グラスゴーからアビモアまで約3時間かかりました。

目的は鉄オタ夫の鉄分摂取。イギリス最北端の保存鉄道の一つ、ストラスペイ蒸気鉄道に乗車すること。

この保存鉄道はストラスペイからボート・オブ・ガーテン経由してブルームヒルを繋ぐ16kmの旅です。

Steam Train at Aviemore Station

ボート・オブ・ガーテン駅およびブルームヒル駅で一度降りて写真を撮ったりすることができますが、周りにはほぼ何もありません(あくまで個人の感想)

あくまで景色を楽しむ感じが良いと思います。

基本的には1日に3往復しかしていないので、乗車しようと思ってる方はいつ乗るかなどしっかり計画する必要があります。

また、事前の乗車予約必須ですが、お昼の電車だと軽食サービスを受けれたり、15時ごろの電車だとアフタヌーンティーサービスを受けられたりします。(通常の切符より割り増しの値段になります)

ストラスペイ蒸気鉄道で風景を楽しんだ後は、近くのスーパーでサンドイッチを買って、インヴァネス行きの電車に乗り込みました。

アビモアからインヴァネスまでは30分の旅。この時点でトータル4時間強、電車の中で過ごしてました笑

AC Hotel by Marriott Inverness

インヴァネス到着後、移動で疲れたため真っ直ぐホテルへ。

インヴァネスの街中心部から10分弱にあり、ネス川を臨むAC Hotel by Marriott Invernessに泊まりました。

the building

こちらもグラスゴーで宿泊したホテルと同様最近できたため、かなり新しく綺麗でした。

Room – Standard King, Guest room

バーなどの施設や朝ごはんサービスなどは今回の予定の都合上使いませんでしたが、次回泊まることがあれば使いたいなと思いました。

Johnny Foxes

夕飯はここ、Johnny Foxesに行きました。

Johnny Foxes

インヴァネス中心部にある1997年にオープンしたパブで、スコットランドで有名な鹿肉やサーモンなどをサーブしています。

私はハギスが入ったアバディーン・アンガス牛のハンバーガーを注文。写真の隅に写ってますが、夫は西海岸で取れたムール貝を食べました。鹿肉食べなかったの?っていう読者の皆さんの声が聞こえてきました・・・

The Highlander Burger

「ハギスが入ったハンバーガーってどうなんでしょうか」と興味本位で注文したのですが、私はアリだと思いました。何より、私ハギス好きなのでね!

ハギスを食べるの初めてっていう人やハギスは好きでも嫌いでもないっていう人は、とりあえずこれじゃないもの食べた方がいいかも。というのも、お肉とソースの味よりハギスの食感が勝ち気味で、おや?って思う可能性があります。※ハギス: 茹でたヒツジの内臓ミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹る(もしくは蒸す)詰め物料理の一種。

店員さんもテキパキしていて、レストランの内装も趣があって良かったです。時間帯によってはバンドがプチライブを行なっていることもあるそうです。

移動が中心なので記事の内容が前回に引き続き薄めですが、次回の記事はインヴァネスでの観光についてです。続く!


今回のスコットランド旅行の別記事はこちら。

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Scotland (1) – Glasgow

夏のピークシーズンを前に、スコットランドを周遊してきました。

Leeds → Glasgow

聖金曜日の1週間前、仕事を定時きっかりに上がり真っ直ぐリーズ駅へ。(もちろん旅行用の巨大荷物を持って出勤。同僚に「カバン、大きすぎない?」っていうツッコミを受ける)

残念ながら、リーズからエディンバラへ行く路線は鉄道工事の影響で使えなかったため、遠回りのイングランド北西部・カーライルを経由するルートでグラスゴーに向かいました。

Horton-in-Ribbledale Station

リーズからニューカッスル経由でエディンバラに行くルートにプラス1時間程度長く電車に乗ることになりましたが、この路線はヨークシャーデールズと言われる丘陵地帯を通っていくので、風光明媚な山々を見ることができます。

AC Hotel by Marriott Glasgow

電車遅延もあったため、グラスゴーについたのは21時半。ファストフード・Taco Bellでサクッと夕飯済ませて、ホテルへ。

泊まったのは、最近グラスゴーにできたマリオット系列ホテル、AC Hotel by Marriott Glasgow。

Room

最近できたというのもあり、新しく非常に綺麗でした。

翌日は朝7時に電車に乗らなかければなかったため、早々に消灯。次来るときはホテルの施設もしっかり使いたいな。

Glasgow Queen Street駅のすぐ近くなので、翌日に更に電車で北へ行く人には便がいいと思います。

Spirit of Scotland – Rover Ticket

1日目はヨークシャーからスコットランド入りしかしていませんが、次の日以降私たちがスコットランド周遊するために使ったチケットをご紹介。

このチケットでスコットランドの電車、長距離バス、バス、エディンバラトラム、グラスゴー地下鉄に乗り放題です。あとフェリーや観光バス利用時に割引を受けられます。 ※条件有、乗り放題期間はチケット種類による。

Spirit of Scotland Rover Ticket

移動距離によっては普通に電車のチケットを購入するよりかなり安く済むので、エディンバラだけとかグラスゴーだけでなく、もっと北まで行きたい人に大変おすすめです。また、Railcardの割引も適用されるので、Railcardを持っている人はもっとお得になるかもしれません。

具体的には、指定の日から8日間のうち4日間乗り放題になるFlexi Roverと言われるチケットだと、以下のルート全てを使うと元が取れます(2024年4月現在)。なお、カッコ記載の値段はRailcard適応時のものです。

  • グラスゴー → アビモア (片道チケット、£35.60)
  • アビモア → インヴァネス (片道チケット、£10.75)
  • インヴァネス → アバディーン (片道チケット、£24.70)
  • アバディーン → エディンバラ (片道チケット、£30.85)
  • エディンバラ ⇄ グラスゴー (同日往復チケット、£10.65)

買い方は駅の窓口で買うか、ScotRailのホームページかScotRailの電話窓口から買えます。夫曰くホームページはRailcardの割引適用の仕方が良くわからなかったとのことで、私たちは窓口で買いました。

使い方は簡単。紙のチケットの場合は初めて使う時に日付を利用日を記入欄に入れるだけ。オンラインで購入の場合(i.e. Spirit of Scotland M-Pass)は、購入後にチケットがPDFファイル形式で送られるようです。

紙のチケットの場合、駅員さんに声をかけて、改札を開けてもらう必要があるのが少々面倒ではありますが、それ以上に利便性が高いと思いました。なので、またスコットランドに行くときはこれを買おうと思っています。

次回、グラスゴーからインヴァネスへの移動とアビモアにある保存鉄道について。


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