Posted in Travel - North America

アメリカ横断旅行 (9)

アメリカ横断の旅折り返し地点を過ぎ、
アメリカ北西部に戻ります。

引き続き、お付き合いください!


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

SEA → EWR

アメリカ国内線予約から前日まで

アメリカ国内での移動はステータスポイントを貯めたかったので、
BAと同じアライアンスに所属している
アメリカン航空を使いたかったのですが、スケジュールの関係上断念。

しょうがないので、
スターアライアンスのUnited Airlines(以下 UA)で移動決定。

そもそも評判が悪いし、
つい数年前に搭乗後にアジア人を引きずり出したのが
あまり印象的だったので、正直かなり抵抗がありました。

しかし、昔利便性を求めて
スターアライアンスに乗った時のマイルと
日本在住時のクレジットカードのポイントは
UAのマイレージクラブに貯めていました。

無料フライトだったら我慢できると、
10年近く意味もなく貯めてたUAマイルを使って予約しました。

100,000マイルの利用、プラス手数料?の£9.20で
ビジネスクラス2席を押さえることができました。

フライト当日

朝5時のフライトのため、
3時前に空港へ着くようにしたのですが、
チェックイン&バッグドロップのカウンターに誰もいない。
キオスクも動いてない。

まず、ここで1回目の「何故?」。

3時半ぐらいになってから、バッグドロップに職員が現れる。

無事バッグをチェックインして、セキュリティへ。

早朝に複数の便が運行されているにも関わらず、
確か5つあるセキュリティエリアは1ヶ所しか動いてない。

そのうえ、どの列がプライオリティセキュリティなのかなどの案内がない。
なので、路頭に迷った乗客が列をなしてる。

ここで、2回目の「何故?」。
並ぶのと非論理的行動が大嫌い夫が若干キレ始める。

セキュリティで結局1時間半以上待つ。
待ってる間に技術的な問題で1時間遅延という通知を受ける。

正直セキュリティを待ってる間に
フライトを逃すところだったので、安堵。

セキュリティを抜けて、ゲート付近で待ってたら
「6時間遅延になりました。ごめんなさい。」という通知が来ました。

ここで特大の「は?」

こちとら朝2時半起きやぞ・・・、
そんなんやったら、ベッドでもっと寝れたじゃねえかと。

まあ、安全を理由という名目やかしゃあないかと思いつつ、
6時間も待たすんやったら、バウチャー発行ならびに
もっと早く着く便に振り替えられないか等を聞きに
論理武装をしてユナイテッドのカウンターへ。

カウンターにたどり着くまでに散々待ったにも関わらず、
私が話し出した瞬間遮るように、
追い払うような仕草
「カスタマーセンターに連絡するように」と言われる。

謝罪もなく、人の話しも聞かないで
それってどういうつもりなの、、、と
キャンセルされた以上にイラつく。

他のスタッフに声をかけようとも、
目を合わせようともしないし、無視。助ける気ゼロ。

しょうがないのでカスタマーサポートにテレビ電話。

10分ほど待って、電話が繋がる。

今の状況を伝えて、
ホリデーで来ていて6時間の遅延により1日無駄にすることになる。

遅延が起きている便より早くニューヨークに行くことはできないか、
空港で足止めを食らっているので
補償金あるいはバウチャーを請求したい。
と申し出ました。

最初はデンバーで乗り換えを打診されて、
その方向で進めていたのですが、
手続き最中にデンバー行きの便が遅延しているのことに気付き、
デンバーからNYC行きの便に間に合わないので振り出しに戻る。

夫と話し、とりあえず東海岸には行かないとまずいから、
次の空港に行くものがあればそれに振り替える方向で行くことにしました。

  • JFK (John F. Kennedy International Airport)
  • LGA (LaGuardia Airport)
  • PHL (Philadelphia International Airport)
  • BWI (Baltimore-Washington International Airport)
  • IAD (Washington Dulles International Airport)
  • DCA (Ronald Reagan Washington National Airport)

とりあえずこれらの空港に行ければ、
Amtrakでニューヨークへ移動できる見込みがあるからです。

残念ながら、シアトルはユナイテッドのハブ空港にでもないので
上記の空港に行く便はほぼなくあっても席がなかった。

結果、元々のフライトをキープしつつ、
元々のフライトの変更後と
同じ時刻に出る別便のトータル2便の席をとりあえず抑えてもらい、、

との予定でしたが、手続き中に元々のフライトがキャンセル。

ここで、空港に響き渡る特大の「なんでやねん!」。

致し方ないので、腹括って、
電話していたカスタマーサポートには
とりあえず12時台のフライトを確実に抑えてもらい、
トータル40ドルの食事バウチャーを発行してもらいました。

なお、元々のフライトはUnited Firstと言われる
ビジネスクラスだったと先ほど書きましたが、
12時台のフライトにはビジネスクラス座席は存在しないため、
実質ダウングレード。マイル利用損となったわけです。

電話が終わった時には2時間近く経ってました。
完全に一仕事終えた疲労感。

この後、バウチャーを使って
朝ごはん兼昼ごはんを食べに行きましたが、
疲れ果てて記憶がございません。

とりあえず、待ったことだけ覚えてます。

初ユナイテッドのフライト

この12時台のフライトも遅延、キャンセルされるんじゃないかと、
ずっとお腹がキリキリしておりまして、
夫との会話もままならならず、意識がどっか行ってました。

ゆえに無事飛行機の搭乗案内が流れても、
スタッフの案内も頭に入らず、夫に引きづられる感じで搭乗。

座席着いた瞬間号泣。そして、気を失うように爆睡しました。

飲み物を2回と、スナック的な何かをもらった気がしますが、
本当に何も覚えていない。

特に悪くも良くもなかったと思います。

早く到着したにも関わらず、
使用予定ゲートが他の機体に使われており、
その上他に使えるゲートがないため、
結局機内で1時間近く待機しました。

なので、空港を脱出できたのは22時近くでした。


ユナイテッド航空のマイレージプラスのキャンペーンについて:

Ramada by Wyndham Jersey City

ニューヨークでホテルを取るのはコストが高すぎたので、
隣の州であるニュージャージー州のジャージーシティで取りました。

なので、空港から空港の最寄駅へ移動し、
電車を乗り継ぎ1時間弱。

夜遅くのため、まあまあの頻度で怪しい人に絡まれるが
無視を決め込む。目も絶対合わせない。

ホテルの最寄駅についてからも、ホテルまで競歩。
それでも物乞いに絡まれる。
ゆえに、レストラン入店・退店前後に絡まれるのも嫌なので、
食べ損ねた夕飯は食べないことにしました。

23時過ぎ、やっと到着してチェックイン。

チェックイン時にフロントに「変な人いるから、
いつもだったら22時にはホテルの入り口施錠しちゃうんだよね。
今日は人の出入りが多いから開けてたけどさ。
23時以降に外出、23時以降に帰ってくる時には気をつけて」

・・・でしょうねと納得。

泊まったお部屋はこちら。
アメニティはしっかりありますし、きれいです。

節約したい方にはおすすめですが、
夜出歩かない予定の場合に限った方が良さそうです。

あ、朝ごはんはかなり微妙というか、
パンはモソモソ、ホットフードもそそられないです。
ここでの朝ごはんには特にメリットはないと思います。

次回は、ニューヨークでの観光です。続く。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

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アメリカ横断旅行 (8)

アメリカ滞在8日目、シアトルでの観光についてです。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

Bainbridge Island

シアトル中心部からフェリーで40分程度、
ベインブリッジ島に行ってきました。

製材業や造船業に携わるため、
多くの日本人移民・日系人、ハワイ人等がこの島で暮らしていましたが、
第二次世界大戦時の日系人の強制収容により、
この島に住んでいた日系人は強制収容所に送られました。

A Place to Remember

その経緯もあり、
島にはベインブリッジ島日系アメリカ人排除記念碑というのがあります。

フェリーの到着時間が遅かったため、
今回は記念碑への訪問を断念しましたが(バスの本数がかなり少ない)、
次来ることがあれば訪問したいと思っています。

Madison Diner

島での散策中にお昼を食べに、アメリカンダイナーへ。

ダイナーというのは北アメリカ特有のプレハブ式レストランで、
アメリカ料理を中心とした幅広いメニューを提供し、
一見してそれと判る外観、店内にカウンターがあることなどらしい・・・

このベインブリッジ島にあるダイナーは
元々1948年にペンシルベニア州の街中にあったものですが、
90年代後半オーナーが代わり、はるばる島にやってきました。

夫曰くダイナーに来たら、
定番の揚げた朝ごはんやバーガーを食べるべきだとのことで、
私はバーガーとミルクシェイクを注文。

食べ応え抜群。バーガーのソースも美味しい!
シェイクはトップアップと呼ばれるグラスに入らなかった余りも
別の容器に入れて提供されるので、お腹はぱつぱつ。

腹ごしらえを済ませた後は島を散策、
定番の*スーパーマーケットウォッチをし、シアトルへ戻ります。
(*地域によって扱ってる商品の差や値段をチェック、
プラスお土産になりそうなものを探す)

Ferry

シアトルからベインブリッジ島までは片道$9.45。
2023年4月現在、1時間に1本程度なので予定はしっかり立てて行ってください。

なお、ベインブリッジ島からシアトルまでの
帰りのフェリー代はなぜか無料です。
こちらも今後変わるかもしれないので、下調べ要!

Seattle Center

シアトル中心部の北に位置する、
シアトルセンターはシアトル万国博覧会の会場跡地に造られた総合公園です。

今から紹介するシアトルモノレールや、
今やシアトルのランドマークになったスペース・ニードルは
万博開催に伴い建築されました。

Seattle Center Monorail

シアトル・センターと市中心部をつなぐモノレールで、
約1.6キロ区間を走ります。

駅は始点(Seattle Center)と終点(Westlake Center)の2駅しかありません。

交通手段というよりは、
シアトルをちょっと上から見れる観光アトラクションという扱いのようです。

往復7ドルと、距離に対して割高な気がしますが、、、
当時の技術と万博開催の思いに馳せるという経験にぜひ。

Space Needle

高さ184メートルのシアトル、
及びアメリカ合衆国北西太平洋地域の有名なランドマークです。

地上159メートルの高さに設置された展望台からは
360度風景を見渡すことができ、シアトル市街地のほか、
オリンピック山脈やカスケード山脈等を望むことができます。

昔は飛び降り自殺が発生したり、
今はベースジャンピングを試みる人もいるようです。
※ 事前申請をしていないベースジャンピングは犯罪です。

また、文化影響が大きく様々な映画やドラマの舞台に使われています。

私たちは曇天で大雨のため、
その日に上る価値はないだろうとタワーの前で記念撮影だけして移動しました。

Pike Fish Bar

シアトルは海沿いの街とのことで、シーフードを!

シアトルは牡蠣が安く、美味しく食べれるらしいのですが、
私は貝類が苦手なため、代わりにスキャンピ&チップス。
※ 牡蠣以外だと、カニやサーモンが有名どころのようです。

ワシントン州で作られたサイダーを飲みつつ、
チップスと揚げたエビを食う。ただただ美味しい。
私は「揚げたものとお酒とか最高だわ」とブツブツ。

行った後、義母と話をしたら、
同じレストランに行ったことがあるようで、
こんな偶然あるとビックリしました。

ここではハッピーアワーをやってるのとオイスターも出してますので、
地酒を飲みながらシーフード食べたいよという方、おすすめです。

「いや俺は地元の酒が飲みたいんじゃ」という方は
姉妹店Pike BrewingPike Pub
さらにお酒に特化してるのでそちらへどうぞ(同じ住所にあります)。

次回、アメリカ横断旅行は折り返し地点に。
西海岸・シアトルから東海岸・ニューヨークへ移動です。続く!


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

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アメリカ横断旅行 (7)

アメリカ滞在7日目、
シアトルに到着からのちょい観光についてです。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

某有名外資系ホテル

一応現在ホテルと直接色々やり取りして、
対応中なのでホテル名は一度伏せさせていただきます。

Amtrakが予定より2時間ほど早く到着したため※、
ホテルにチェックインが出来なくて、
荷物を預かってもらってたのですが・・・

※Amtrakが早く到着することはほぼありえず、
定刻通りか6時間遅れがデフォルトらしい。

私のリュックのサイドポケットに入ってた
水筒2つとサプリメントがなくなってる上に、
カバンの一部が少し開いてて、
「もしかして漁られた?」と思いました。

イギリス仕草全開で、
フロントに「お手数をおかけして申し訳ないんですけど、
ストレージに水筒とサプリメント落ちませんでした?
私が道でなくしたのかもしれないんだけど」って言って、
倉庫確認させてもらったら、
なぜか行方不明だったもの全く知らん人の荷物とセットにされてました。

確かにサイドポケットに入れてる私も悪いんだが、
ゴムでくくりつけて両サイドに入ってた水筒が両方ともなくなるって、
落とすのはありえんし、故意的に触らないと外せんだろと思うのですよ。

他にもカーペットにクリーム(?)の汚れが残されてたりとか、
目に見える尋常じゃない埃が椅子に付着してたり、
前のお客さんの持ち物が残ってたりしたので、
「基本的には寝れれば良いスタンス」の私でも、
(価格に対して)ちょっと納得できません。

Chinatown-International District

ホテルの愚痴はさておき、荷物を預けて繰り出したのはこちら!

シアトルのアジア系アメリカ人コミュニティの中心です。

シアトルの日本人街、中華街、リトルサイゴンが、
このChinatown-International Districtの中にあります。

住宅問題・ホームレスの急増を経て、
近年は街の空洞化が進んでいるようです。

実際私たちが歩いた平日の昼間はかなり閑散としており、
ロンドンのチャイナタウンや横浜中華街などの
他の中華街で感じ取れる雰囲気はほぼないに等しく、
観光客的には入りずらいお店ばかりでした。

Phở Ba

私たちとしては入りにくいお店が大半の中、
念入りな下調べの上、行ったベトナム料理店『Phở Ba』。

バインミーやフォーなどを扱っています。

アメリカに来てずっとバーガーやらフライドポテトなどの
洋食というか欧米食を食べ続けていた私たちは、
当時シンプルでさっぱり、優しい味を求めていたので
フォーはピッタリで、救いでした。

確か16ドルぐらいでラージ(写真のサイズ)を食べれ、満足。

味は私たちが本当に求めていた味です!
優しくて、食材の味を楽しめるものでした。

ベトナム系のお客さんが多いベトナム料理屋は間違いないです。

Pioneer Square

ロマネスク・リヴァイヴァル建築様式と呼ばれる、
ロマネスク様式を自由に発展させてデザインした建築物が多いエリアがここ。

現在はギャラリー、カフェやバーが
立ち並ぶおしゃれエリアとなっています。

エリアの中心部にはトーテムポールがある広場があるなど、
散策の休憩にピッタリ。

Pike Place Market

シアトルの初市場はここ『パイク・プレイス・マーケット』です。

19世紀初期にオープンし、以来シアトル市民の生活を支えており、
多くの観光客が訪れる場所となっています。

シアトル名物のシーフードが買えたり、
シーフードが楽しめるレストランが多かったり、食事やお土産にマルです。

※ 人でかなり混み合っていますので、スリなどには注意。

Starbucks

そんなパイク・プレイス・マーケットには、
スターバックス・コーヒーの世界1号店があります。

シアトル滞在中に散策と食事とで
複数回マーケットに行ったのですが、いつも長蛇の列。
ゆえに、スターバックス世界1号店でコーヒーを飲むのは諦めました。

創業当時はただのコーヒーの焙煎会社だったらしいのですが、
元CEOであるハワード・シュルツが入社して、
エスプレッソを主体としたドリンク類の販売を提案したそうな。

後に、シュルツ氏は退職し、
最終的にエスプレッソを主体としたテイクアウトカフェを創業。

1987年にスターバックスの店舗と商標を購入し、現在に至っています。

散策後、今まで滞在中と同じように
スーパーに行き夕食を買い、ホテルに戻り、寝溜めしました。

次回は引き続き西海岸・シアトルでぶらり。続く!


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