Posted in Travel - England

Kingston upon Hull

先日キングストン・アポン・ハル (通称: ハル)に行ってきました。

場所はイースト・ライディング・オブ・ヨークシャーの海岸沿いにあり、ロンドンから最短3時間とちょっとかかります。

ロンドンから電車1本では来れないため、
まずリーズやヨークなどのヨークシャー主要駅まで来て複数回乗り換えをする必要があります。

The Deep

2002年にオープンした、
サメ、ペンギン、カメなどを含む
300種3000体以上の海洋生物を鑑賞できる水族館です。

そして、英国唯一のノコギリエイを見ることができます。

展示はかなりシンプルかつオープン時から変わっていないようなので、サンシャイン水族館や海遊館などのレベルを期待しちゃだめです。

あと夏の終わりだったということもあり、小さい子から小学生ぐらいを連れた家族が多く、魚より子供を見てきた感が否めないwww

なお、水族館のカフェはカオス。味も至って普通。

支払いの前に食事をプレートに持ってもらうあるいは、食べたいものをトレーに載せるタイプのカフェですが・・・

利用時はスタッフがレジ以外におらず
ホットフードをどう頼むか訳わからん感じになっておりました。

営業時間・アクセス等

営業時間: 10am-6pm (クリスマス期間は休園日)
大人: £19.75 (Gift Aid含む)
小人: £15.50 (Gift Aid含む)

最初の入園日から12ヶ月以内の再訪問は無料!
※ 初めての入園時に再訪問用の手続き有り。

Streetlife Museum

メインのアトラクションのはずだった水族館より私たちが楽しんでしまったのは、この主に20世紀初期の乗り物を展示する博物館 “The Streetlife Museum of Transport”

トラムや当時の車・馬車などがあり、一部の展示物には乗ることができます。

当時の馬車に乗った気分になれるシミュレーターにも乗りましたが、なぜか私は地震体験車を思い出してしまいました・・・

職員さん曰く、ハルとヨーク間は当時馬車で4時間かかったとのことです。今は電車で1~1時間半かかるので、かなり旅が快適になったんだなとしみじみ。

上は当時の街並みを再現したもので、写真の赤い建物は実際にリーズにあった薬局を復元したものとのことです。

本当に展示物が盛りだくさんで、非常に興味深かったです。

営業時間・アクセス等

平日の営業時間:10am-4.30pm
日曜の営業時間:11am-4pm
※ クリスマス・年末年始は休館

入場料: 無料 (寄付大歓迎)

近くには街が運営する別のギャラリーや博物館があるので、興味がある方や時間がある方は行ってみても良いのではと思いました。


正直日本から来てわざわざ観光するという感じの街ではないのですが、日帰りで散策するにはちょうどいいと思いました。見どころが中心に集まっていて、歩きやすいです。

過去のヨークシャーでのぶらり記録はこちら。

↓ブログランキングに参加しております。
気に入っていただけたら、クリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
Posted in Travel - North America

アメリカ横断旅行 (12)

アメリカ横断の旅最終回、ボルチモアからイギリスに戻ります。

最後まで、お付き合いください!


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

B&O Railroad Museum

鉄ヲタ夫の念願の『ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道博物館』。

ボルチモア・アンド・オハイオ鉄道(以下B&O)は、
アメリカ最古の鉄道のひとつです。

最初の鉄道が開通したのは1826年で、
メリーランド州ボルチモアの港から、
ウェストバージニア州ホイーリングに向けて西進する路線でした。

現在はCSXトランスポーテーションという貨物鉄道会社に吸収されましたが、
B&Oで使われていた車両の多くがこの博物館で展示されています。

この博物館の目玉はアメリカ最古の商業鉄道路線を体験できること。
1マイル(約1.6km)ほど鉄道に揺られて、
B&Oによって建てられた厩舎に行くことができます。
※現在はボルチモア騎馬警察の厩舎になっています。

奴隷制が認められていた南部から、
奴隷制の廃止されていた北部・カナダまで亡命することを
手助けした奴隷制廃止論者や北部諸州の市民たちの組織、ならびに、
逃走路のことを「地下鉄道(underground railroad)」というのですが、
それについての展示もあり、非常に勉強になります。

The Cheesecake Factory

名前だけ知ってた、ザ・チーズケーキ・ファクトリー。

ハワイでの観光でも勧められているのを
雑誌かガイドブックで見た記憶があります。

常時30種類以上のチーズケーキを取り扱いしており、
様々な料理もあるのが人気の理由でしょう。
※ケーキは持ち帰りもできます。

実際ボルチモアにはトータル3日半滞在してましたが、
いつ通りかかっても混み合ってました。

私が頼んだのはアメリカ南部・ルイジアナ発祥のガンボ、
夫はステーキを頼みました。

また、お通し的な感じでいくつかパンもいただきました。

味良し、コスパ良し。
比較的お手頃?な値段でたっぷり食べれます。

ここですでにそこそこ満腹でしたが、
ウェイターさんに乗せられて、デザートを注文。

私が乳糖不耐症気味なので、1つパフェを頼んで夫とシェアしました。

ウェーターさんが持ってきたパフェを見て、呆然。
「こんなに大きかったの僕も忘れてたよ ahahaha」と言われる始末。

案の定、完食ならず。
絶対チーズケーキ頼んだ時の同じぐらいの乳製品乗っかってた。

向かいに座ってた4人家族は普通に食事頼んだ上で、
一人一つのデザート頼んでペロッと完食しており、
私たちは目が飛び出ました。

次行くときは、チーズケーキ食べたいけど、
デザートにたどり着く前にお腹いっぱいになる気がするよね!

BWI →LHR

チェックインまで

滞在していたホテルのチェックアウト後に荷物を預けていたので、
荷物を回収して空港へ。

ボルチモア中心部からトラムで30分程度で空港に到着。

降りてすぐに出発エリアに行くと、すぐにBAカウンターを発見。

スタッフのかたも丁寧で、
幸運なことにエコノミーであるWorld Travellerから
プレエコであるWorld Traveller Plusにアップグレードしてもらえました。

ユナイテッドでの遅延&ダウングレードを食らった私たちは
本気で喜びました。感謝感激。

セキュリティをサクッと通過し、私のステータスでラウンジへ。

そこのラウンジはラウンジの位置の関係で
特定のフライト利用客しか(私たちが行った時間はBAのロンドン行きの客)
使えないようになっているようで、
ラウンジスタッフは比較的パーソナルなサービスを
提供しているように見受けられました。

フライト中

座席は普通のエコノミーより、広め。

BA: World Traveller Plus – Premium Economy

夫は初めてのプレエコということでめちゃくちゃはしゃいでおりましたw

アメニティの歯ブラシとアイマスクは
(私は寝れなかったですが) 大活躍でした。

食事は夕食/夜食、軽食の2回。
今回の夕食はこちら。

Dinner: Braised beef brisket, roast potatoes, corn and lima bean succotash, barbecue sauce

ベジオプションとチキンがあったのですが、ビーフにしました。

バーベキューソースは好みより甘めでしたが、
お肉が柔らかく美味しくいただきました。

軽食はハムと卵のサンドイッチか、チーズと卵のサンドイッチです。
私はチーズの方を頼んだのですが、トマトソースが入っていました。

こちらは好みが分かれるかもです。
夫は一口だけ食べて残してましたが、
私は完食。別に普通では?と思った。

帰りの便は7時間と、行きより短く、
かつ夜9時出発とのことだったのですが、ほぼ寝れず、、、
映画を見て過ごしました。

食べて寝れたら時差ぼけ防止になったのに・・
こればっかりは致し方ない。

アメリカ横断旅行のまとめ

良い点

  • 電気ケトル持ってきて、大正解。

    使っていたのはほぼ夫だが、
    (夫の)日々の紅茶欲が満たせたのが非常に良かった。

    ただ、イギリスから持ってきたトラベル用電気ケトルが
    沸くまで20分かかったので、もうちょっと早く沸くやつを探したいかな。
  • いろんな予約をしたり、予定をたくさん組まなくてよかった。

    予定外にAmtrakが早く着きすぎたり、
    案の定United国内線がキャンセルされたため、
    大なり小なり予定が結構狂いました。
    やっぱり事前予約は飛行機とホテル程度でいいなと。
  • 原則: 朝ごはん付きホテルの予約、
    夜はスーパーのお惣菜やテイクアウトなど→ コストカット

    かなりハズレの朝ごはんもありましたが、
    食費が高い国(というかチップが嵩む)だったので、
    コストを比較的抑えることができました。

    来年予定している義家族と一緒の日本訪問は、
    夫以上に義両親&親族に食べ物の好き嫌いがあるので
    同じ方向で行くと良さそう。
    あと、私は勝手に好きなもん食べたいです。
  • 楽天モバイル バンザイ!

    電波が入らなかったのは、
    Amtrakで通過していた一部の広野とベインブリッジ島ぐらい。
    肌感覚では滞在中の8割は繋がっていたのでは?

    約2週間の滞在で、無料の海外ローミング2GBと、
    追加のデータチャージ6GBのトータル8GBぐらい使ったかな。

    イギリスではGiffgaffを使っており、
    アメリカではかなり高いローミング料だったため、
    楽天モバイルが使えなかったベインブリッジ島で
    数分だけ使ったところ、すぐクレジットなくなったwwww

    ヨーロッパ以外に行く場合で楽天モバイル対応エリアだったら、
    楽天モバイルをガンガン使いたいです。
  • Amtrak・寝台列車最高。

    人生で初めての寝台・長距離列車を使ったのですが、
    ホテル代浮くし、悪くないと思いました。むしろ好き。
    機会があれば日本で寝台、あとカレドニアスリーパー乗ってみたい。

関連記事:

反省点・改善点・疑問点

  • 思ったよりは現金はいらない。

    コロナ禍の影響なのか時代の流れで、キャッシュレスが進んでおり、
    よっぽどのことない限りキャッシュはいらない。
    ただ、アムトラックでのチップは現金オンリーぽい。
    ※Amtrakでチップを一切払わない人も
    多数いるように見受けられるが、それがいいかは分からない。
    ↓ 私たちは下の記事などを参考にAmtrakでチップを渡しました。
    https://www.trainsandtravel.com/2017/10/10/tipping-on-amtrak-trains/
  • バックパックとデイサック、
    ショルダーバッグの3つのカバンは邪魔(今更)

    一眼レフを持っていたことで荷物が多くなったが、
    比較的治安が悪いあるいは軽犯罪が多いエリアを歩くことが多く
    一眼レフの出番は美術館・博物館ぐらいでした。
  • 新しい旅行バッグを探す
    → 旅行や仕事でも使っていたカバンが重さに耐え切れなかったので、
    次の旅行までに丈夫なショルダーかデイサックの買い替えをする。
  • 国内線でユナイテッド航空は使わない。

    コメントはそれ以外ない。
    とりあえず今溜まっているマイルは
    利用マイル数が多くても一時帰国時にANAで使い切ったる。
    か、日本からグアム・サイパン・ハワイに行く予定立てたる。
  • 2週間の旅行でも服は1週間ぐらいでよし

    移動が多い旅行だったので10日分の洋服に、
    滞在日数分の下着を持って行きましたが、
    Amtrakでの移動中は外にほぼ出なかったりするので、
    下着は替えても上着など替える必要なし (だと思う)
    あと、ホテルによっては洗濯機があったので、利用価値あり。
  • 2週間の旅行で本2冊は要らない

    暇になるから本読むでしょって思ってたんですけど、
    電車の窓から風景を眺めるのが飽きなかったので
    全然本読まなかった。荷物になってしまった。
    クロスワードだけで十分。
  • 何らかの肌荒れ対策必要

    私の住むヨークシャーは比較的水が柔らかいため、
    特にこれといった肌荒れを経験したことがないのですが、、、、
    アメリカ到着した翌日から全身赤いポツポツ&痒み、乾燥に襲われて、
    イギリスに戻ってきたらピタッと治りましてね・・・

    アメリカによく行く方、アメリカにお住まいの方、
    あるいは硬水?対策をご存じの方、
    何か簡単にできる対策があれば教えて欲しいです。

アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

↓ブログランキングに参加しております。
気に入っていただけたら、クリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
Posted in Travel - North America

アメリカ横断旅行 (5)

アメリカ滞在4日目、シカゴに到着。
そしてシカゴでの観光です。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

シカゴに到着

向かいのRoometteにいたお客さんと談笑していたら、予定どおり到着。

飛行機のBaggage Claimと
同じようにベルトコンベアに載せられて、流れてきます。

荷物は10~20分ぐらいで出てきました。
ここでキャピトルリミテッドで出会ったお向かいの家族とはお別れ。

この家族は最終的にロサンゼルスに行くとのことですが、
私たちが向かうシアトルの行くべきスポットといくつか教えていただきました。

こういった情報交換も旅の醍醐味。

Chicago Union Station

私たちが降り立ったのは、シカゴユニオンステーション。

シカゴに初めて鉄道が出来たのは1848年だそうですが、
ほどなくしてシカゴは米国で最も重要な鉄道の連結点となり、
今ではシカゴを発着する長距離列車はすべてこの駅から発着します。

翌日にはEmpire Builderと言う
シアトルに向かう別のアムトラックに乗る予定だったので
しっかりチェックインカウンターなどを下見。

Hilton Garden Inn Chicago Central Loop

シカゴでの滞在先は駅から近いのと朝ごはん付きで
リーズナブルと言う理由で、ここ。

Bedroom

広々としたシャワーエリアに、
ドア付近に電子レンジ。

そういや2週間どこのアメリカのホテル行っても、
電子レンジが部屋に備え付けられてたんだけど
これはスタンダードなんでしょうか?

夫も私も「電子レンジより電気ケトル置いとけよ」と思ったのは秘密。

朝ごはんもあったかいものもシリアル、フルーツ等充実してました。

また、ホテルから程近くに
ランドマークの”Chicago Board of Trade Building“があります。

Museum of Science and Industry, Chicago

ホテルにチェックイン後、
食事も取らず、夫の強い希望で『シカゴ科学産業博物館』へ。

博物館に到着後、博物館のカフェ軽く食事。

この博物館はかなり大きく4時間近く過ごしたのですが、
夫が一番見たかった&※メインの展示物はU505と言われる
第二次世界大戦中に建造されたドイツ海軍の潜水艦。
※ 初めて月を周回したアポロ8号宇宙船などもあります。

U505

戦時中にアメリカ海軍によって鹵獲され、
そこで見つかった資料は連合国軍の暗号解読作業などに役立たれたとのこと。

展示並びに見学客が中に入れるように、
一部の部品や床(?)を抜いてはいるのですが、
展示されている潜水艦は実際使われていたものです
サラッと書きましたが、中に入れます
(中に入る見学ツアーには別途予約・チケットが必要)

この潜水艦を見るだけでもこの博物館に行く価値があると思います。
当時のドイツの技術の高さを知ることが出来ます。

次回はEmpire Builderに乗って、シアトルへ向かいます!
続く。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

↓ブログランキングに参加しております。
気に入っていただけたら、クリックお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
ブログランキング・にほんブログ村へ