移住してから1年以上たって、
やっと夫とのJoint Bank Account (共同口座)の開設の目処が立ちました。
まだできていないんかい
長くかかっているのはコロナ禍で面談の予約が取れないのと、
夫の仕事の都合で一緒に銀行に行く時間が取れないという
一般的ではない理由なのですが・・・まあ時間がかかっている。
参考までに現段階での記録をしておきましたので、
メガバンクで口座を作る人、
また、イギリスで誰かと共同口座を作る予定の方に読んでいただければ幸いです。
どの銀行にする?
夫婦ともにHSBCの口座をすでに持ってたので、
HSBCで別に共同口座を作りたいと思ってました。
しかし、コロナ禍で共同口座を作るための面談が
一切取れないため諦めました。
街にある一般的な銀行・候補は、以下の通りです。
※チャレンジャー・バンクは銀行免許をとって銀行サービスをはじめる事業者で、
モバイルアプリで入金・出金等のサービスを提供し、実店舗を持たないものです。
Monzoは夫が持っているけど、私は以前なぜか開設を拒否されており・・・
HSBCは先述の通り。
他のチャレンジャー・バンクはなんかあった時にアプリに頼りっぱなしは嫌、
Lloyds、Barclays、Natwest等のハイストリートバンクは住んでる街にない・・
消去法でHalifaxになりました。
※ハイストリートバンクは、
顧客の利便性のために多数の支店を持つ大手小売銀行です。
この俗語は、英国で最も一般的に使用されます。
普通口座を作る – オンラインで申し込み
共同口座を作るには名義人となる全員が
アポイントメントに出席する必要があります。
しかし、コロナ禍ということもあってか、
共同名義人の一人が新規で普通口座を作って、
後日に名義人変更という手段をとっているところが多いようです。
急に銀行に行く必要が出ても、
仕事の都合をつけて行ける私が普通口座を作りました。
(本当は、コミュニケーション的にも信用的には
自国民の夫の方がいいんではと思ったけど、「別に問題ないと思うけど」と夫)
オンラインの申し込みは10分程度で結果が出るようです。
住所や賃貸状況、収入などを入力すると、
最終的には証明書 (住所証明・身分証明)を提出してくださいとの
メールを受け取りました。
この段階で口座番号などが確定してるとのことで、
ただの詐欺・身分偽造の防止のためのプロセスらしいです。
このメールを受信した段階で、即イギリスの運転免許証の写真を送りました。
※イギリスの運転免許証への切り替えに関しては、
英国運転免許証への切り替え手続き をどうぞ
普通口座を作る – 問い合わせと支店訪問
免許証の写真を送って2週間。何も音沙汰がない!
Halifaxのお問い合わせセンターに電話しました。
「銀行口座作成の最終段階だよ」と言われ、
「いやいやずっとそうじゃないですか。
ちゃんと免許のデータ受け取ってますか」と聞いても
「この部署では確認できないの。
1週間ほど待っても連絡なかったらまた電話して」
いや、すでに2週間経ってんねんと思いつつ、
この人と電話してても埒があかないので、その日は諦めました。
そしたら、翌朝、テキストメッセージが!
To complete your Account application, please take your documents to your nearesst branch within 12 days. See emails for details. halifax.co.uk
text message from Halifax
「うぉおおおおおい!!!既に免許アップロードしたやんけ!!!」
と思いつつ、開店時間に近くの支店へ。
何言われるか分からないので、
パスポート、BRP、すでに持ってる銀行口座の利用明細など
証明になるものは全部持ってきました。
支店にて「ネットで申し込んで免許アップロードしたんだけど、
今朝テキストを受け取って支店に来てくださいって言われたんだけど」と説明。
「OK。なんの身分証明証を今日を持ってきてる?」と言われたので、
とりあえずイギリスの運転免許証を渡しました。
入力情報を再度確認し、
支店のスタッフによって免許証を再度アップロードしたら
あら、簡単。10分で口座が開設できました。
2週間の待ち時間と前日の電話はなんだったんだ・・・
ついでに共同口座への手続きに関するお問い合わせをしたところ、
「この支店では、共同口座へ変更するための
面談及び手続きができないの」
とのこと。
面談の予約は、
共同口座の名義人全員が揃って支店で予約する必要があり、
その際に共同名義人の身分証明書が必要になること。
実際の面談は、近隣の大きな支店で行うか、
電話面談もできるよとのこと・・・
すでにかなり面倒くさい・・・
そして、夫の仕事の都合上がハードルが高い。
共同口座へ変更 – 面談の予約
先月の銀行訪問から1ヶ月、
夫の長期休暇になったので、面談の予約のため銀行へ。
夫はパスポートと運転免許証、NINoカード、Council Taxに関する通知など
ありったけの身分証明・住所証明になるもの/必要になりそうなものを、
私はすでに口座を作っている立場なので、
共同口座に紐づいているデビットカードと運転免許証を持ってきました。
*NINoカード: National Insurance Numberカード (ただし、身分証明書にはならない)
日本でいうマイナンバーとか国民保険番号に値するもので、昔はカードを発行していたらしい。
なお、私が学生だった時は紙ペラ一枚で、コロコロ変わるのでよくわからん。
行員の方に、
「私の口座を共同口座にするため、アポイントとりたいんだけど」と伝えて、
必要書類を渡しました。
最初は電話での面談にしようかという話だったのですが、
予約できる枠に限りがあるみたいだったので、
結局近隣の大きな支店へ行くことに。
コロナ禍・年の瀬ということもあり、
結局夫のクリスマス休暇にはアポイントメントが取れませんでした。
そして、夫の次の長期休暇である「ハーフ・ターム(2月)」に予約を入れました。
やれやれ、いつになったら共同口座ができるのかしらー。