Posted in Travel - North America

アメリカ横断旅行 (番外編2)

アメリカ横断の旅の番外編、
Amtrakのメンバーシップ入会、
事後加算やアカウントが保留になってるトラブルについてです。


アメリカ横断旅行に関する記事はこちら。

Amtrak Guest Rewards

Amtrak Guest Rewardsは、
アメリカ長距離鉄道アムトラックのポイントサービスで、
乗れば乗るほどポイントを貯めることができ、
貯めたポイントをアップグレードなどに現金の代わりに使うことができます。

簡単に言えば、アムトラック版「JALマイレージバンク」や
「ANAマイレージクラブ」だと思っていただければ良いと思います。

なので、お得意様になれば、ステータスの獲得などの特典もあります。

Amtrak Guest Rewardsへ入会

アメリカに縁もゆかりもない在英日本人が
アムトラックのポイントを貯める意味があるのかと聞かれれば、
正直どうなのかなという感じではございます。

今回の旅行を経て、
アメリカ国内での鉄道移動は
アメリカのいろんな姿を車窓から見ることができ、
寝台に乗ればホテル代が浮くので、
次にアメリカへ行くときも鉄道での移動をしたいと考えています。

また現行のルール上、24ヶ月に1回ポイントを貯めるか、使うかすることで
ポイントは無効にならないとのことなので、
これだったら維持できると考えました。
https://www.amtrak.com/guestrewards/promotions/points-expiration

なので、イギリスに戻った後にとりあえず会員登録をすることに。

登録は簡単でした。
ただただ、アムトラックの公式にて必要事項を入力するだけです。

なお、Amtrakのチケットには名前が印字されるので、
パスポートに表記されている通り名前を登録してください。
名前は簡単にホームページから変更することができません。

事後加算手続き

会員登録後、
すでに乗車済みになっているチケット分全てを事後加算手続きをしました。

加算手続きも非常に簡単。
予約番号や搭乗日などを画面の指示に従って、入力するだけ。

Missing Points

なお、フォームを使った手続き以外に、
電話での事後加算の手続きも出来るようです。

メールでのやり取り

加算手続きから1週間後、
アムトラックに乗車した3回の乗車実績のうち、
2つだけ履歴に反映されました。

ただ、履歴に反映されていたものの
アカウントのポイント欄は依然ゼロポイントの上、
アカウントの手続きが保留”PENDING”になっていることに気づきました。

この時にメールで1つの乗車履歴が反映されていないことと、
アカウントが”PENDING”になっていることをメールで問い合わせしました。

お問合せメールを送ってから返信が来るまで、
約1週間ほどかかった上、
回答は私がFAQを見てやっていたことを繰り返すのみで
一切に役に立たず、やり取りを繰り返した結果「電話してこい」となりました。

電話をする

Amtrak Guest Rewardsのカスタマーセンターは
アメリカ東海岸のワシントンD.C.にあるようで
営業時間は8:00-20:00(EST)となっております (2023年5月現在)

イギリスを始めとするヨーロッパから電話すると
大体昼間から夜中まではかけられますが、
日本などのアジアからだと予め時差計算をして
起きてる時間を考えておかないと電話しずらいかもしれません。

私はイギリスでお昼ごろ、
現地で営業スタートしたばっかりぐらいの時間にかけ、
あまり待つことなくオペレーターに話すことができました。

かなり気だるそうなオペレーターではありましたが、
イギリスでのCS就労経験を元に、
オペレーターの名前を覚え、すごい感謝を伝える感じで
一気に複数の質問をせず、会話をすすめましたw

PENDING

アカウントがPENDINGになり続ける件について、
私がアメリカに住んでおらずイギリスで在住であること、
すでにイギリスの住所を登録していることを伝え、
内部で確認してもらいました。おそらく、レアな問い合わせなんだと思います。

電話は軽く15分ぐらい保留され、以下の内容が伝えられました。

アメリカ国外に住んでても問題はありませんが、
現行のプロフィールシステムはアメリカ・カナダ以外の住所は正常に処理できないようです。

なので、アメリカの架空住所と郵便番号を登録して、
海外在住者であることを記録に残しておきました。

なので、私のアカウントには
住んでもいないフィラデルフィアの住所と郵便番号が登録されていますw

夫のも同じようになってることを伝えたので、
夫のアカウントも同じ処理をしてもらいました。

また例外的にフィラデルフィアの住所を登録しているため、
ポイントを使用する際は電話した方がよいとのことでした。
電話嫌いなんだけどなーと思ったのは秘密。

事後登録されない実績

PENDINGの件を解決した後、
申請済みの事後加算されていないレグについて確認をお願いしました。

オペレーター側で再度申請をしてくれるとのことだったので
事後申請で聞かれた内容、
プラス、チケットの購入者情報(今回は夫)を提供しました。

時間がかかってるとのことだったので、2週間ほど寝かせました。

結果

アカウントのペンディングやら向こうの処理スピードの問題で
アカウント作成から6週間程度かかって
今回のアムトラックでの移動全レグのポイントが付与されました。
※ その6週間中に上記の電話やメールでの問い合わせを複数回してます。

Amtrak App

メールは何往復しても微妙でしたし、
最終的に電話することになったので、
お問合せをしたい方は電話が良さそうです。

問題が起きた時は電話に頼ることになるので、
英語および電話が苦手な方はかなり面倒かもしれませんが、
アムトラックで旅行する方は英語がある程度話せると思うので・・・
腹括ってください←

私は夫のアカウントに関してもお問合せ・管理できるように、
オペレーターによって意図せずに登録されちまったので、
今後もアムトラックへのお問合せは私がすることになりました・・・

もし、アムトラックを複数回使って
アメリカを移動する予定があれば、ぜひ会員登録おすすめです。


アメリカ横断旅行に関する記事はこちら。

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アメリカ横断旅行 (11)

アメリカ滞在11日目はニューヨークからボルチモアへ移動、
ちょい観光@ボルチモアです。

引き続き、お付き合いください!


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

Acela Express

アセラ・エクスプレスは
ボストン〜ニューヨーク~フィラデルフィア~ワシントンD.C.間を
7時間かけて移動する、現在アメリカ唯一の高速列車です。

7時間という移動時間というのもあり、
座席はファーストクラスとビジネスクラスのみとなっています。
(つまり、寝台はなし)

ファーストクラスでは食事の提供がありますが、
ビジネスクラスはなしで
飲み物・食べ物を購入したい場合は食堂車に行く必要があります。

私たちはボストンからワシントンD.C.までの約7時間乗るわけではなく、
ニューヨークからボルチモアの約2時間半の移動だったので
ビジネスクラスを利用しました。

ビジネスクラスはこんな感じで、
出張で移動しているような人が大半でした。

Business Class

このサービスでは荷物を預けることができないので、
車両の端にある荷物置きエリアに大きい荷物を置きます。

手荷物等は飛行機と同じように頭上の荷物置きへ。
足元にも置けなくも無いですが、足置きが出せなくなります。

風景を見つつ、うとうとしていたら
あっという間にボルチモアに到着しました。

Staybridge Suites Baltimore – Inner Harbor

アメリカ滞在最初の数日間 in ボルチモアで、
うっかり微妙なエリアにホテルを予約してしまったので・・・

帰りはもっと治安の良い方だと言われる
インナーハーバーにもっと近いところにある別のホテルに。

火災報知器が鳴らないか不安になる作りではありますが、
コンロ付き、冷蔵庫付き、
食洗機付きでロングステイができそうなお部屋です。

スタッフの方も優しく、
翌日飛行機の時間まで荷物を預かっていただいたり、
非常に安心して過ごせました。

Mason’s Famous Lobster Rolls

散策へ繰り出す前に、
ホテル近くのシーフードを扱った軽食屋さんで腹ごしらえ。

ボストンを含むニューイングランド発祥のロブスターロールを食べました。

茹でたロブスターがホットドッグのパンに挟まっており、
マヨネーズとレモンバターで味付けされたシンプルなサンドイッチです。

昨今のインフレの影響か、ロブスターだからか、
お値段は多少張りますが(1つ$17)、美味しくいただきました。

Fell’s Point

18世紀ごろにイギリス・ランカシャーからやってきた
ウィリアム・フェルによって作られた海事コミュニティです。

南北戦争中には600以上の船がここで作られました。

歴史的にもドイツやポーランド、チェコからの移民を受け入れてきた土壌があり、
建物や石畳の道など、古きヨーロッパのような雰囲気が漂っています。

今ではオシャレバーやレストランなどが並ぶエリアとなっております。

一本路地を抜けたら「イギリス帰ってきたんか」と思うぐらい、
現代のアメリカ要素はあんまりなく、映画の世界でした。

ボルチモアに来たらインナーハーバーだけでなく、ここも是非!

Fell’s Point Creamery

Piña Colada Ice Cream

Fell’s Point散策中に、暑いのでアイス休憩を挟みました。

決して店員さんはフレンドリーとは言えませんが、
昔チョコレート味のアイスで賞をとったらしいです。

私はピニャコラーダのアイスを、夫はチョコチップのアイスを注文。
(チョコ頼まないのかよ、というツッコミは受け付けません)

散策後は夕飯の材料を探しに、スーパーに行きました。

次回、アメリカ横断旅行最終回。
ボルチモアでのちょい観光してから、イギリスへ帰ります。続く。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

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アメリカ横断旅行 (6)

アメリカ滞在5~6日目、シカゴでのちょい観光、
そしてAmtrak: Empire Builderでのシアトルへの移動です。


アメリカ横断旅行についての別記事はこちら。

Pizzeria Uno

キャピトルリミテッドで出会ったご家族に
唯一シカゴでおすすめされたシカゴ発祥のディープディッシュピザ。

おすすめされたお店が知ってかしらずか、
ディープディッシュピザ発祥のお店。

私たちは王道のNumero Unoと呼ばれるディープディッシュピザと、
同じくシカゴ発祥のイタリアンビーフと呼ばれるサンドイッチを!

イタリアンビーフは付属ソースに浸けたりして、いただきます。
お酢がきいたピリッとしたソースで、
見た目以上にあっさり。ぺろっと完食できました。

一方、ディープディッシュピザなんですけど、
スモールを頼んだのにも関わらず苦戦。

生地が厚いのと、
フライパンで揚げ焼き?をしてるからか、
ピザの生地が腹にもたれる感があります。

美味しいけど、1枚1枚が重たいので
たくさんはいらないかなと思いました。
Individualと言われる1人前サイズを頼めば良かったかも。
あ、でも意地でも私はスモールの半分を一人で食べました。

ディープディッシュピザを食べに行こうと思っている方は
サイズは要検討です。

なお、隣に座っていた韓国人男性6人組は
ミディアムサイズのディープディッシュピザを3つぐらい頼んでいましたが、
最終的に半分ぐらい持ち帰ってました。

Empire Builder

ディープディッシュピザを食べたあと、
ゆっくり駅へ移動。そして、乗車。

エンパイアビルダーは
シカゴ〜ミネアポリス~ポートランドならびにシアトル間を
46時間かけて移動します。

アメリカの国土の3分の2ぐらいを鉄道で移動することになります。

アムトラックの座席・シャワー等

先日乗ったキャピトルリミテッドと
同じ座席・クラスを利用したので割愛。

アムトラックでの食事

キャピトルリミテッドと異なり、
Silver Service*になります。
*レストランやバーで店員が飲食物を客のテーブルまで運ぶ方式

なので、客室で食べることは不可で、
食堂車に行って朝昼晩の食事を摂ることになります。

朝昼は予約なしで行くことができますが、
夕飯は食事時間の予約が必須。
プラス、各メニューに限りがあるので売り切れゴメン。

また、食堂車の座席に限りがあるので、
ほぼ100%他のお客さんと相席になるようです。
人見知りで食べるの遅い私は、地獄を見ました。

(以下、言い訳)
みなさんフレンドリーで全く怖くないですし、
言ってることはほぼ100%わかるんだけど、
喋ろうとするとご飯進まないし、
ご飯食べようとすると一切話せないのよね。ほんと私不器用。

夫はめちゃくちゃ食べるの早いし、
おしゃべり大好きだから、会話は8割おまかせして、
自身は相槌と夫が間違ったこと言ったら訂正ぐらいしか
口を開かなかったです。それでも食べ終わるの最後・・・

プラス、10年前ぐらいの私の英語力・コミュ力では
非常に厳しかったと思うので、今やって良かったです。
それぐらいハードル高いと思いました。
日本語でも全く知らない人と相席してとか、正直難しいかな。

さて、食べたものの一部はこちらです。
(食堂車がめちゃくちゃ揺れたため、ブレまくってます)

Dinner: Amtrak Signature Flat Iron Steak

イギリスでステーキは高価なのと、よっぽど気に入ったので
46時間の移動中に2回夕食があったのですが、2回ともステーキにしました。

ソースとマッシュが最高に美味しいです。
ミディアムレアでお願いして、
レア気味な部分もありましたがご愛嬌。

Desserts: Chocolate Toffee Mousse

夕食後のデザートは、
1回目はレモンケーキにして、2回目はチョコレートトフィームース。

1回目で相席した人がトフィームースを頼んでたので、
2回目に頼んでしまったよねwww メガホシクナッテシマッタノダヨ。

トフィームースは甘すぎて、正直食べ切れなかった。
アメリカの甘さのスタンダードはこれなのか!?
(相席のアメリカ人も甘いって言ってたから多分違う)

Breakfast: Amtrak Signature Railroad French Toast

朝ごはんはフレンチトーストだったり、オムレツ。

なんでアメリカではフレンチトーストに
ベーコンやソーセージを添えるんでしょうか?
試してみたけど、食べるけどさ、、、私は苦手かも・・・

車窓から・アムトラックで途中下車

アムトラック内は禁煙なので、
Smoke Stopと言うタバコを吸ったり、
外の空気を吸える停車があります。

給油だったりメンテナンス、乗務員の交代があると、
40分程度の長い停車になることがあります。

今後乗ってみようと思う方に
ぜひ気をつけていただきたいのが、
停車時間は乗務員から口頭で言われるか、
停車理由によりすぐ出発する可能性もあるので、
必ずしっかり確認すること。遠くに行きすぎないこと。

停車駅は大概Amtrakしか止まらない駅だったりするので
2日に1回しか止まらないとか市街地から離れているので、
乗っていたAmtrakを逃すと詰みます

Amtrakスタッフが口うるさく「遠くに行かないで」とか
「絶対逃さないでね」と言っていたので、
きっと過去に乗り逃した人がいるのでしょう・・・

こちらは20分程度のSmoke Stopで立ち寄った
モンタナ州シェルビー。

日中であれば、降りなくてもある程度の景色は楽しめますよ。

次回は、シアトルに到着。シアトルでの観光編です。続く。


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