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イギリスで献血後

ちょっと前に
初めてイギリスで献血をした話をしました。

献血し終えた後も日本と違うところがあったので、
書き留めておきます。

献血後のメールやSMS

献血後、体調はどうか?
自分の血液がどこで使われたか?等の
連絡が届きます。

テキストメッセージの見た目はこんな感じです。

自分の血液がどこにいって、どこで使われたのかが分かるのは、
ホントに役に立てたことが確認できるので
とても良いお知らせだと思いました。

メールでの連絡は上記の同一の内容だったり、
献血センターでの経験はどうだったのかのアンケートもあります。

献血カードや記念品

献血から約1ヶ月で、
NHSからこんなのが届きました。

Welcome Pack For New Donor

内容は、次の通り。

  • 「ドナーになってくれて、ありがとう」という内容の手紙
  • 自分の血液型の紹介
    (どの血液型に自分の血液が使えるか、輸血が必要な時どの型が使えるか等)
  • 自分の血液型が入ったドナーストラップ
  • 自分の血液型やドナー番号が入った献血カード

ドナーストラップと献血カードのアップの写真は、こちら。

Donor Card & Key Strap

また、日本と同じように、
献血回数によってもらえる記念品と、
更に献血カード(!)のデザインも変わるようです。
(日本だと、盃でしたっけ?)

記念品などの情報が気になる方は、
次のリンクへどうぞ!

https://www.blood.co.uk/the-donation-process/recognising-donors/


やはり国が変われば品変わるじゃないけど
同じ献血でも
流れや献血のお金のかけ方がやっぱり違うなと思いました。

健康だからできることなので、
健康に心がけて今後も献血していきたいと思います。

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イギリスで献血

輸血によって親を助けてもらってから、
自分ができることをしたいと
定期的に日本でも献血をして来ました。

一時期、病気の治療で献血ができなかったり、
海外にちょこちょこ行くことによって、
献血ができないことも多くありました。

それでもトータル10回以上したかな?

今こっちに来て5ヶ月。
「いつか献血したいな」と思って
ドナー登録もしてましたが、
渡英3日前に献血したのもあり、
勇気も出ないため(!?)
のびのびになっていました。

しかし、こちらに住んでいると
日本での献血は難しいですし、
海外滞在歴があると献血制限に引っかかる可能性が高くなります。
(参照: 海外旅行をした場合や海外で生活したことがある場合)

なので、清水の舞台から飛び降りて、
5月某日、イギリスで献血をして来ました。


献血当日以前

GP登録時に血液ドナー登録をしました。
(GP登録については、コロナ禍でのGP登録をどうぞ)

Letter from NHS Blood and Transplant

GP登録から一ヶ月後に
「ドナー登録ありがとう」という手紙を受領しました。
その後、手紙にしたがって、
NHS Blood Donationのオンラインユーザ登録を行いました。
※すでにGP登録済みの方は、
ページ半ばの”Become a blood donor”から献血者登録できます。

また、Android及びiOSのアプリもあります。
(Whole Blood (= 全血献血) のみ対応)

献血予約

オンラインユーザ登録時のIDとパスワードを使ってログイン。

都合の良い日・献血場所を探し、予約します。

完了時には、
登録したメールに予約確認メールが届きます。

献血当日 – 受付から血液検査

私が来たのはこちら。
リーズのBlood Donor Centreです。

NHS Blood Donor Centre – The Headrow

血圧が上がると良くないのに、
チキンな私は無駄にドキドキ。

意を決して、受付へ。

入り口で予約の確認、検温、アルコール消毒をします。

このあとカウンターで名前・住所・生年月日の確認をし、
問診票とWelcome Booklet(献血の流れ)を渡されます。

Donor Health Check Form

献血予定日よりかなり前に予約してると、問診票を郵送してくれるようです。

質問の内容は、
病歴や海外渡航歴、過去の性交渉についてです。

日本で献血する時の内容はあまり変わりませんが、
分からない言葉は携帯を使って調べるか、
近くのスタッフに声を掛ければOKです。

問診票を書いてる間に
最低500mlは水分補給をしてください。

書き終わったら、Donor Carerと言われる人が個室に案内してくれます。

問診票の内容の確認と簡単な健康確認・血液検査をします。

検査は採血ではなく、小さな針がついた器具で中指を刺して、
そこからスポイトで血液を少量吸出して、
色のついた検査液に入れる形です。
日本でも最近の全血献血の場合は、
似た形で検査をしてたと思います。

小さな針を刺した時の痛みは、
裁縫して針刺した時よりはちょっと痛いかなぐらいで、
それよりカシャッって音にビックリしました。
(若干ピアッサーを思い出しました。)

検査の結果に問題がなければ、
そのまま採血エリアへ移動します。

あ、この段階で血圧は測ってないです。

献血当日 – 採血

※針と血液が見えます。苦手な人は注意。

ここは全血献血と成分献血を時間で分けているようで、
私は全血献血470mlを行うことになりました。
(日本みたいに200mlの半分量はないようです。)

Carerが準備をしてくれるまで、
指定の椅子で待機。

「どっちの腕から採血する?」と聞かれ、
「日本だと左は血管見つからないってよく言われるから、
右がいいかな。右も探しづらいらしいけど」と伝える。
そしたらCarerのお姉さまに若干苦笑いされる。

準備ができると、採血ベッドへ。
日本みたいに座りごごちは良くないし、
でっかい機械を置いてる訳でもなく
ハイテク感はないです。ザ・シンプル。

止血帯も手動で空気を送るタイプです。

献血中の運動方法(足回したりするやつ)の説明を読んでいる間に、
腕の消毒したり、止血帯の調整や血管を探してくれます。

「全然血管見つかるよー。
心の準備できたら、刺すからね」とCarerのお姉さん。

心の準備ができたので、刺してもらいました。
こういう状態になりました。

Giving Blood

日本だと、針や血液が見えないように、
布を被してくれますが、そんなことはしません。
ガッツリ見えます。

My right arm

採血中は
壁にかかってるTVを見たり、携帯いじったり、
ぼーっとします。

大概5~10分で完了。
終わったら、採血機から音が鳴るので、
Carerが針を抜いたり、気分が悪くないか確認してくれます。

After giving blood

日本だと包帯巻き巻きしてくれますが、
こんな感じで絆創膏を貼ってくれます。

真ん中の筒状のガーゼは止血用らしいです。
「6時間は外さないでね。」と言われました。

絆創膏貼り付け後は、献血後の注意を伝えられ、
注意が書かれたカードを渡されます。

Safety Information

体調が十分に良ければ、
採血ベッドから立ち上がって
休憩エリアで飲み物とお菓子をいただきます。

私はすでに休憩エリアに複数人がいたので、
ベッドで飲み物とビスケットを食べました。

十分休憩したら、
そのまま帰っていいようです。

日本みたいに帰るときに
何か受け取ったりするのはないです。

トータルで40分程度で全て終わりました。


実は献血後家に帰る途中で
貧血で気を失ってしましたが、
優しい方が助けてくれました。

初めてイギリスで献血をしたという緊張と、
水分が足りなかったから体調を崩したかと思われます。

次イギリスで献血するときは、
日本での献血みたいに帰りにカフェ寄って、
水分でお腹をタプタプにしたいと思いますw
(今回はすぐ帰った)

東洋人のドナーはあまりいないようですので、
イギリスにお住まいの方で
献血制限にかからない健康な方であれば
ぜひやってみてください。

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